渡航の5日前、1月26日。
にゃんずの寄生虫&ノミダニ除去をしてもらいに病院に行きました。

この時、念のためむーたんとパズーのマイクロチップを読み取ってもらうことにしました。
シータはマイクロチップを入れて2年ほどですが、むーたんとパズーは5年以上経っていました。


にゃんずとの渡星準備 その5で書きましたが、マイクロチップを挿入してない場合は準備のまず始めはマイクロチップの挿入です。
これが個体識別の基本。人間でいうと指紋のようなものです。

このマイクロチップの番号はその後接種した狂犬病ワクチンや5種混合ワクチンの証明書全てに記入されています。
「このマイクロチップの番号の子が予防接種をした子です」という証明になります。
もちろん、検疫の申請にもマイクロチップ番号を入れて申請しています。

万が一、万が一マイクロチップが読み込めない、なんてことになったら…と思い念のため確認してもらうことにしたのでした。



…今思えば、どうしてこれを渡航準備を始める1番最初にやらなかったのか…。







まずはパズーから読み取ってもらうことにしました。

…が、体にマイクロチップリーダーを当ててもなかなか読み込みせん=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)
何度も場所を変えて体に当てて、

こういう風に座ってると皮膚が分厚くなって読み込みにくいので


こんな風に立たせてびろーんと伸ばしたら、やっとピピッと認識しました。


しかも、挿入したのはこの辺だったはずのマイクロチップは


このあたりまで移動してました。



なんだか、とても不安になってきました。




そして、その不安が的中しました=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)
むーたんのマイクロチップが、何度やっても読み取れません。

病院で20分ぐらいしつこく体触ってたらむーたん激怒してしまったので、マイクロチップリーダーを借りて家でやってみることにしました。
パズーのこともあるので、胸やお腹の方とかまでかなり移動してしまってるのかもしれません。


むーたんのマイクロチップは何処へ…?


どこ…?


おーい、マイクロチップさんよー


反応しておくれー


…あ、まずい


むー様のご機嫌が…



"これ以上わたしに触るでない!!"
シャーーーーッ!!


怒って隅っこに逃げてしまいました…(´・_・`)


こらあかん、てなわけで再度むーたんを病院に連れて行きレントゲンを撮ってもらいました。
そしたら、マイクロチップはちゃんとありました。


ここを集中的にやっても、獣医さんが別の病院からメーカーの違うマイクロチップリーダーの機械を借りてきてくれてそれでやっても、やはり読み込みません(´・_・`)

先生が「レアなケースだけど、筋肉の間とかにチップが入り込んで読み込めなくなってしまったのかも」とのこと…。



ど、ど、ど、どうしよう…=͟͟͞͞(๑º ロ º๑)
これかなりまずい事態なんじゃ…



すぐにUR氏と、羽田の検疫に電話しました。
UR氏にはシンガポール側の検疫にこういう場合はどうしたらよいのか確認して欲しいことを伝えました。


羽田の検疫側の答えは
「マイクロチップを入れた病院に一筆書いてもらうことと、レントゲン検査でチップが入ってることの確認で出国は可能」
とのこと。


よかったー!!



そして、その日の夜に帰ってきたシンガポール側の答えは…



「読み取れない状態での入国は不可。」


今のままでは入国できない。
つまり、マイクロチップを入れ直して、さらにこれまでやってきた予防接種などをもう一度やり直さないといけないということ…。最低でも2ヶ月弱かかるのです。


渡航5日前。
万事休すでした。




長くなったので、こちらに続きますm(_ _)m



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